肩の症状


医学的見解

変形性頚椎症、頸肩腕症候群、肩関節周囲炎(五十肩)、テニス肘などがありあます。

変形性頚椎症加齢による脊椎の変形がおこり、それに伴い肩こりや首の痛み、左右どちらかの肩、腕に放散する痛みがでます。
頸肩腕症候群パソコン操作などキーパンチャーに多い症状で、一部の筋肉のみを酷使(こくし)することで疲労が蓄積し、短時間の休息では回復しなくなった状態をいいます。
肩関節周囲炎
(五十肩)
老化に伴う関節の周囲組織が変化して炎症が生じることでおこります。また、回旋腱板に石灰がたまることがあり、この場合は石灰沈着性腱炎と呼ばれ治癒まで時間がかかります。
テニス肘(じょうわんこつがいかえん)上腕骨の外顆(肘の外側)という手首や指を曲げ延ばしする筋肉が付着する部分に使いすぎによる疲労が蓄積して起こる痛みです。主にテニスやバドミントンのバックハンドによって回旋筋を使うことのよって引き起こされます。



首の症状

医学的見解

寝ちがい、頚椎後縦靭帯骨化症などがあります。

寝違い朝起きたとき、首の左右か後ろ側のいずれかが痛み、ちょっと動かしても激痛が起こり、首を動かせなる状態。不自然な姿勢で寝ていた翌日などにおこります。
睡眠中には筋肉が緩むので、頭を不自然な姿勢にしていると首の一部の筋肉が過度に引き伸ばされておこると考えられています。湿布などで安静にします。
頸椎後縦靭帯骨化症脊椎の後ろには後十字靭帯が縦にはしっていますが、頚椎の後十字靭帯が次第に骨化すことで手足に傷みやしびれがおこる状態です。
頸椎カラーや牽引で頸椎の動きを制限し安静にすごします。
おさまらない場合は手術をします。




楽我院・バランス研究所の見解

首や肩は頭(脳)や思考や精神的状態を反映する重要なポイントです。呼吸、リラックス、自分らしさを教えてくれる場所ともいえるでるでしょう。




首・肩の症状、頭痛

心配な場合は、医療機関による検査の検討をおすすめします。


肩こり、首の症状に関連しては、「頭(脳)の緊張」が背景にあることがとても多く見受けられます。頭痛は複数に及ぶ要因が関連しているコトことが多いのですが、全身的に捉えていくことがここでも重要となります。局所的な見方では見えなかった可能性や変化が全身的に捉えることで見えてくることはよくあることです。思い込みや固定観念を排し、私たちに今できることから始めることです。


環境的要因(スマホ、パソコン、マスク生活、電磁波、など)、身体的要因(ストレス、緊張、記憶、トラウマなど)の複合的な作用で「頭(脳)の緊張」が生じてくるようです。
あなたが気づかない間にそれが積み重なっているのです。

この場合、肉体面へのアプローチで一旦軽減したように感じられても長続きしません。

心理的不安まで強くなる方も中にはおられます。眠りの質、目覚めの状態、昼間の深い呼吸などは今のあなたの状態を知るひとつの指標になります。

当院では特別な機械を用いることはありません。今の、実際の状態を人の手によって丹念に観察します。それは現在に至る経緯、施術を通しての変化の推移を勘案しながら進めてゆくことが理想的と考えているからです。当院では人が行える最良を目指しています。

あなたが気づいていない頭(脳)、神経(中枢、抹消)、肉体、状態、状況、過去を把握し、改善への選択肢を広げてゆきます。

肉体的、物理的身体へのアプローチだけでは限界があります。

人間は繊細で微妙で複雑な存在であることを忘れてはいけません。

改善には、個人差があります。期間やプロセスにも個人差が表れます。
それらを総合的に配慮しながら、最短に回復できるよう努めております。


自分でできる対策法
眼のアイシング、深呼吸、壁立て伏せ、腹筋背筋、ストレッチ、ウォーキングなどの軽い運動を日常にこまめに取り入れる。


  • 危険
    高血圧と肩こりが併発しているとプッツンする確率が急激に高まるそうです。
  • 別要素
    精神的負荷、ストレスによって頭痛、首・肩こりが強くなる事が多いものです。
    運動も有効な方法のひとつですが根本的要素を見つめ直すこともときには必要です。。
  • 誤解
    首を安易に回したり、ムリな体操をすると首を痛め症状を悪化させることがあります。
    頭を前後左右にゆっくり曲げ首の筋肉を伸ばすストレッチ程度は危険が少なくおすすめできます。
  • 来院の目安
    軽い運動、休息でも楽にならないとき、肩こりが頭痛になったら来院の目安です。

 

首や肩はあなたの姿勢や内面すら表すこともあります。気を配ってあなたらしさに気づいてください。

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